ユーフォニック・エム ~未来のたからものプロジェクト~

デジカメ講座をはじめた理由

2011年4月より、「ママのためのデジカメセミナー」を毎週木曜日に開催してきました。

なぜ、ママのためのデジカメセミナーなのか?ということになりますが、2010年よりデジカメセミナーを自主開催し、たくさんの方に参加いただきました。参加いただいた皆様には大変励まされ、喜んでいただいたのでとても良い経験にもなりました。このセミナーをきっかけとして、講師依頼をいただくことも増え、ありがたいことです。

なんとなく、平穏な日々が続いていた2011年3月11日。
日本中がパニックになりました。それから一ヶ月が過ぎ、いまだなんら解決していませんが、連日辛いニュースが続きます。

津波で流された家屋の下から家族の写真をようやく見つけ出し、泥を落として避難所に持ち帰る。という光景をテレビで見ました。自分がその立場だったら。。。また、自分の家族がその立場だったら。そう考えると、辛すぎて何と励まし、応援していいのか分かりません。そして、被災地へ一体何をしてあげられるんだろう?と考えましたが、赤十字を通じて募金をしたり、献血をすることくらいです。ここ宮崎も口蹄疫や鳥インフル、新燃岳噴火などで経済的にも滅入っている感は拭えません。だからこそ、何かしないと。自分にできることは、デジカメの使い方を教えてあげることくらいかも。。。だったら、家族の絆を深めるための道具としてカメラを使ってもらおう。そう、思い立ったわけです。

ママのためのデジカメセミナーでお伝えする内容は、いたってシンプルです。テクニカルな技法や、難しい設定の話ではなく。最新デジカメのお話でもなく。ただ、子供に対して溢れんばかりの愛情の眼差しを注ぎましょうということをテーマにしています。なぜなら、子供はママやパパにしか見せない表情を持っています。いくらプロのカメラマンが何時間もカメラを構えていても子供たちは演技をして、その表情を見せてくれません。だからこそ、信頼し心を委ねきった子供の様々な表情や仕草を注意深く見てあげてほしいと思うのです。カメラを通して、子供の表情や動きに注意を配るという癖がつくと、カメラを持っていないときでも、子供の感情を察知することもできます。予告なく襲ってくる災害で我が子を失ったり、家族を失った子供たちがいたり。震災とは関係なく、交通事故や突然の病で突然別れを迎えることがあるのも人生です。

今、何ができるか。
今、一番大切なことを、一番大切に扱うこと。
それしかできないのかもしれないとも思うのです。

良い写真の条件は、
・知識
・機材
・感性
だといえます。中でも、もっとも人から教わりにくいものが感性です。ママが撮ってあげる子供の写真の感性とは、「愛情の眼差し」です。ママはあらためてその感性を磨く必要はありません。すでに持ってますからね!子供は、ママやパパに屈託のない表情を唯一見せてくれます。その表情をぜひ残してもらいたい。20年後、30年後に大人になった少年・少女は当時の両親の愛情の深さを写真を通じて感じ取ってくれることでしょう。あまり難しいことを行うつもりはありませんので、気になる方は、デジカメ講座開催の情報も公開していきますので、ママ友とご一緒にでもお気軽に寄ってみてください。また、ママサークルや子育て支援などへの出張セミナーのお問い合わせも随時受け付けるようにしていますので、お気軽にお問い合わせください。少しでも良い思いで作りのお手伝いができれば幸いだと思っています。

2011年 6月
EUPHONIC M 留野